今回は"wise"という単語の面白くて便利な使い方を紹介します。
"wise"は形容詞で「賢い・賢明な」という意味です。似たような形容詞で"clever"というのがあって、意味は「頭が良い」。しかし"clever"には「機転が利く・要領が良い・ずるがしこい」という、マイナス(negative)なニュアンスも少し含まれると言われます。
しかし今回の話は、同じ"wise"でも全く別の、"〇〇-wise"のように単語の後ろにくっつけて使う"-wise"です。
意味は「〇〇的に」とか「〇〇の面で」で、これがとても便利なので皆さんにも使って頂きたいのです。
◆例をあげれば、"cost-wise(コスト的に・費用面では)"、"schedule-wise(日程的に)"、"price-wise(値段的に)"、"time-wise(時間的に)"などがよく使われます。例文を見てみましょう。
①Cost-wise, it's impossible.(コスト的に、それは無理だ。)
②Schedule-wise, it's hard.(スケジュール的に、それは厳しい。)
他にこんな例も作れます。
③The dress is good design-wise, but not acceptable price-wise.(デザイン的には良いが、値段的に無理だ。)
このような使い方は口語的・カジュアルな表現で、その場その場で、例えば"food-wise(食べ物的には)"とか"weather-wise(天候的には)"のように応用可能です。(なので、ビジネスシーン等では避けた方が無難だというアドバイスをする人もいます。)
◆なおカジュアルでなく、以下のような昔からあるフォーマルな使い方もあります。
④Turn the dial clockwise.(ダイアルを時計回りに回して下さい。)※「反時計回り」なら"counter-clockwise"
⑤Cut the cake crosswise.(ケーキを十文字に切って下さい。)
A:What is your impression about the movie?
(あの映画の感想はどう?)

B:Story-wise, it's great. But casting-wise, it's no good.
(ストーリー的には素晴らしいけど、配役的には良くないね。)
A:Why? What do you mean?
(どうして?どういう意味?)
B:I don't like the leading actress.
(あの主役の女優が嫌いなんだよ。)
※参考までに、"-wise"を使わないフォーマルな言い方も少し紹介しておきましょう。
◇In terms of cost, it's impossible.(コスト面で見ると、それは不可能だ。)
◇It's not acceptable financially 〔monetarily〕.(財政的に〔金銭的に〕それは無理だ。)
"acceptable"は、「受け入れる事ができる」という意味です。



