先日、私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様から少し高度な質問がありました。

今回は、その回答もかねて「~すればよかった」「~しなきゃよかった」という言い方を紹介させて頂きます。

英語には"should"という助動詞があって、「~するべきだ/した方がよい」の意味に使われます。

 否定形で"shouldn't (should not)"にすれば、「~するべきではない/しない方がよい」となります。

例文① I/You should save money. (お金を節約するべきだ。/貯金するべきだ。)

  ② I/You shouldn't waste money. (お金を浪費するべきではない。/無駄遣いするべきではない。)

この"should""shouldn't"の後ろに"have + 動詞の過去分詞形"をつなげれば、「~するべきだった」「~するべきではなかった」と過去ニュアンスに変えることができ、これがすなわち「~すればよかった」「~しなきゃよかった」になるわけです。

例文③ I/You should have saved money. (貯金するべきだった。→貯金すればよかった。)

  ④ I/You shouldn't have wasted money. (無駄遣いするべきではなかった。→無駄遣いしなきゃよかった。)

他の例文も見てみましょう。

  ⑤ I should have brought an umbrella. (傘を持って来ればよかった。)

  ⑥ I should have gone to the doctor earlier. (もっと早く医者に行けばよかった。)

  ⑦ You should have locked your bicycle. (自転車に鍵をかければよかったのに。)

  ⑧ I shouldn't have bought such a cheap watch. (こんな安物の時計を買わなきゃよかった。)

  ⑨ We shouldn't have thrown away that old chest. (あの古いタンスを捨てなきゃよかったわね。)


 

A: I overslept. I can't catch my usual bus.

(寝坊しちゃった。いつものバスには乗れないなぁ。)

B: It's your fault.

(それは自分のせいでしょ。)

A: I know. I should have set my alarm-clock.

(わかってるよ。目覚ましをセットしておけばよかったんだ。)

B: No. I mean you shouldn't have played the game until late.

(違うわよ。遅くまでゲームをしなきゃよかったっていう事よ。)


"set"は過去分詞形も"set"です。"usual"は「いつもの」という意味で、例えば「いつもの(行きつけの)美容院」なら"my usual hair-salon"と言います。

"I should have studied English more when I was young."

(若い時にもっと英語を勉強すればよかった。)

これは誰もが思うことですね。でも決して悲観しないで下さい。

「吉祥寺MCS英会話スクール」には、50歳・60歳を過ぎてから英会話にチャレンジして、コンプレックスを克服したシニアの方が大勢いらっしゃいます。

ペラペラになるのは難しくても、「英会話を習い始めて世界が広がった」「海外旅行が楽しくなった」という方ばかりです。

 一度《見学・体験レッスン》にいらしてみて下さい。

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