先日、私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様から少し高度な質問がありました。
今回は、その回答もかねて「~すればよかった」/「~しなきゃよかった」という言い方を紹介させて頂きます。
◆英語には"should"という助動詞があって、「~するべきだ/した方がよい」の意味に使われます。
否定形で"shouldn't (should not)"にすれば、「~するべきではない/しない方がよい」となります。
例文① I/You should save money. (お金を節約するべきだ。/貯金するべきだ。)
② I/You shouldn't waste money. (お金を浪費するべきではない。/無駄遣いするべきではない。)
★この"should"、"shouldn't"の後ろに"have + 動詞の過去分詞形"をつなげれば、「~するべきだった」、「~するべきではなかった」と過去ニュアンスに変えることができ、これがすなわち「~すればよかった」、「~しなきゃよかった」になるわけです。
例文③ I/You should have saved money. (貯金するべきだった。→貯金すればよかった。)
④ I/You shouldn't have wasted money. (無駄遣いするべきではなかった。→無駄遣いしなきゃよかった。)
他の例文も見てみましょう。
⑤ I should have brought an umbrella. (傘を持って来ればよかった。)
⑥ I should have gone to the doctor earlier. (もっと早く医者に行けばよかった。)
⑦ You should have locked your bicycle. (自転車に鍵をかければよかったのに。)
⑧ I shouldn't have bought such a cheap watch. (こんな安物の時計を買わなきゃよかった。)
⑨ We shouldn't have thrown away that old chest. (あの古いタンスを捨てなきゃよかったわね。)
A: I overslept. I can't catch my usual bus.
(寝坊しちゃった。いつものバスには乗れないなぁ。)
B: It's your fault.
(それは自分のせいでしょ。)
A: I know. I should have set my alarm-clock.
(わかってるよ。目覚ましをセットしておけばよかったんだ。)
B: No. I mean you shouldn't have played the game until late.
(違うわよ。遅くまでゲームをしなきゃよかったっていう事よ。)
※"set"は過去分詞形も"set"です。"usual"は「いつもの」という意味で、例えば「いつもの(行きつけの)美容院」なら"my usual hair-salon"と言います。
"I should have studied English more when I was young."
(若い時にもっと英語を勉強すればよかった。)
これは誰もが思うことですね。でも決して悲観しないで下さい。
「吉祥寺MCS英会話スクール」には、50歳・60歳を過ぎてから英会話にチャレンジして、コンプレックスを克服したシニアの方が大勢いらっしゃいます。
ペラペラになるのは難しくても、「英会話を習い始めて世界が広がった」「海外旅行が楽しくなった」という方ばかりです。
一度《見学・体験レッスン》にいらしてみて下さい。