あけましておめでとうございます。

 皆様すこやかに良き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 私は両親(父90歳・母86歳の超シニアですが)の住む名古屋でお正月を迎えましたが、年末には雪も降って、とにかく例年にない寒さの中での年明けとなりました。

 さて、今年は亥年ですね。何か「猪」にちなんだ英語を・・・と思ったのですが、残念ながら「猪」は英語圏ではポピュラーな動物ではないようで、「犬」や「猿」や「ネズミ」のようにそれを使ったことわざ等は見つかりませんでした。スミマセン・・・

 ところで、「猪」は「豚」とよく似ていますが、それもそのはず、実は「猪」が家畜化されたものが「豚」なのだそうです。「猪」を英語で言うと"wild boar"で、"boar"とは「(去勢されていない)雄豚」を意味します。〔日本と違って西欧諸国では、雄の家畜を去勢して人間がコントロールしやすくする処置が重要視されてきましたので、去勢されている/されていないという違いで単語そのものが変わってくる例が多々あります。〕

ですから、"wild boar"から"wild(野生の)"がなくなって"boar"となり、さらに去勢されて飼い慣らされて"pig"になったということなのでしょうか。

 「猪」で唯一思い浮かぶ熟語が「猪突猛進」です。これは「周囲のことを顧みずにまっすぐ突き進む」という意味ですから、英語では"rush recklessly"と表せます。"rush"は「突き進む・突進する・殺到する」という意味の動詞で、「ラッシュアワー("rush hour")」もここから来ています。"recklessly"は「むこうみずに・無謀に」という意味の副詞です。

①She always rushes recklessly. (彼女はいつでも猪突猛進する。)

②Many people rushed at the ticket-booth. (大勢の人がチケット売り場に殺到した。)

③Don't rush into the train. (駆け込み乗車はおやめ下さい。)

 何だかまとまりのない話になってしまいましたが、

「猪」を使った例がないという事でお許し下さいませ。

 どうぞ本年も「吉祥寺MCS英会話スクール」を

よろしくお願い申し上げます。

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