もう一回だけ動詞"leave"のお話しをさせて頂きます。またまた前回のイラストを思い出してみて下さい。
今回はイラストの「A」を、まず「仕事・任務」だとイメージして、「A」のかたわらに「B」という人がいるケースを想像してみて下さい。すると“leave A to B”という形を取ったときに、「AをBに置いていく⇒任せる」という意味に解釈できます。
①I will leave the the choice to you.
(その選択はあなたに任せます。)
②Can I leave the work to you?
(その仕事をあなたに任せる事ができますか?)
さらに、前回紹介した「放っておく」を少し進めた解釈として「Aを~なままにしておく」という使い方も追加しておきたいと思います。
③I left my room messy.
(私は部屋を散らかったままにしておいた。)
④Don't leave the door open!/Don't leave the water running!
(ドアを開けっ放しにしないで!/水を出しっ放しにしないで!)
※なお本題からはそれますが、名詞としての"leave"には「(願い出て取る)長期休暇」という面白い意味がありますのでご紹介しておきたいと思います。
⑤She took a maternity-leave for 3 months.
(彼女は3ヶ月間の産休を取った。)
※"a maternity-leave"は母親が取る「産休・育児休暇」のことです。父親が取る場合には"a paternity-leave"といいます。
W: Don't leave the window open when you use the air-conditioner!
(エアコンを使うときは、窓を開けっ放しにしないで!)
H: Sorry. Don't be so nervous! It's just a little.
(ごめん。そんなに神経質になるなよ。ほんの少しだろ。)
W: No! I will cut down your lunch-money.
(いいえ!お昼ご飯代減らすわよ。)
H: Oh, my God!
(くわばらくわばら。)
"leave"だけで3回引っぱってしまいましたが、つまりそれほどまでに"leave"は色々な意味・使い道があるという事なのです。しかも何となくとらえどころがない感じがして、「吉祥寺MCS英会話スクール」の生徒様だけでなく英会話を学ぶすべての人にとって、弱点になる動詞なのです。上のイラストをイメージしながら、なるべく多く使ってみる事をお勧めします。
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