当・吉祥寺MCS英会話スクールでは、シニアクラスのレベルに応じて「先週の出来事・来週の予定など」を、短くてもいいので喋ってもらっています。そこでよく出てくるのが、「用(事)があった/ある」という表現です。ズバリ一番英語らしい言い方は、"I had(have) something to do."。
"something"は「何か」という意味ですから、「するべき何か」とか「するための何か」が直訳なのですが、実際には"something"は「事・物」と訳した方がいい場合が多いのです。 例えば、"something to say"であれば「(何か)言う事」、"something to eat"であれば「(何か)食べる物」、"something to buy"であれば「(何か)買う物」といった具合です。
実は、シニアの初級者に限らず日本人全体にとって、"something"、"anything"、"nothing"といった語はどことなく苦手なようです。詳しい説明は又の機会に譲ることにしますが、まず"something to 動詞"のパターンだけでもモノにして頂きたいと思います。
A: Are you busy tomorrow?
(明日は忙しい?)
B: Not so. But I have something to do in the morning. What's up?
(そんなでもないけど。でも午前中は用があるの。どうしたの?)
A: I want you to teach me how to put on 'kimono'.
(あなたに着物の着付けを教わりたいんだけど。)
B: That's all right. OK, then let's make it in the afternoon.
(いいわよ。オーケー、じゃあ午後にしましょうよ。)
「明日は忙しいですか?」は厳密には未来形で"Will you be busy tomorrow?"といった方が正確かもしれませんが、すぐ近い未来なので現在形でもいいと思います。"I want you to teach~"は「私はあなたに~してもらいたい」。"I want to teach~"だと「私は~したい」になります。
それでは応用問題です。もうおわかりですね。
①I had something to buy in Kichijoji yesterday.(きのう吉祥寺で買う物があった。)
②I have many things to do today.(今日はやる事がたくさんある。)
シニア層は(特に女性?)用事の多い方々ばかりで、習い事一つとっても週に3つくらいは当たり前のようです。当MCS英会話スクールの歴代の生徒様の最高記録は「週9つ」でした。そのような多忙スケジュールの中でレベルや雰囲気がピッタリマッチするクラスを見つけるのは、規模の小さな当スクールの場合、そんなに簡単ではないかもしれませんが、とにかく一度ご見学にいらしてみて下さい。もちろん見学体験無料です。
(ちなみに、その「週9つ」の方は80才で、目的は「老化防止」とおっしゃってましたが。)