秋はオシャレのシーズンです。今年の秋冬の流行色は"gray(grey)"だとか。今月は「似合う」の表現をご紹介します。

 最も幅広く使えるのが、"suit"という動詞です。発音は「背広」の”スーツ”です(正しくは"スートゥ")。

"A suits  B."(suitssは三人称単数現在のs)の形で「AはBに合う」となり、服の色やサイズだけでなく、食べ物や職業など何でも「二者の相性がよい」場合に使えます。

(例文1)  The jacket suits you. (そのジャケットはあなたに似合います。)

(例文2)  Cheese suits wine. (チーズはワインに合います。)

(例文3)  This job doesn't suit me. (この仕事は私には合っていない。)

 その他に、日本人にもおなじみの"fit"という動詞もありますが、こちらは主に「サイズや形が合っている」時に使われます。

(例文4)  This shirt fits me. (このシャツは私にサイズが合っている。)

 さて、もうひとつ、もっと軟らかい表現で口語的なものをご紹介しましょう。それは、"nice on you"


A: Your pink sweater is very nice on you!

     (あなたのピンクのセーターは、とてもあなたに似合ってるわ!)

B: Thank you.

     (ありがとう。)

A: Vivid colors really suit you.

     (あざやかな色が、あなたには本当によく似合うわね。)


 余談ですが、「背広」も同じ"suit"です。どうして「合う」と「背広」が同じなのかというと、"suit"には、「ひとそろえで合っている」という意味もあって、そこから上着・ズボン・ベストがひとそろえになっている背広を"suit"というわけです。

 そして、同じ語源で"suite"という単語もあります。こちらは「スイート」と発音し「ひとそろえの続きの間」という意味です。もうおわかりですね。ホテルの"suite-room"は、「寝室・居間・浴室などがひとそろいになっている部屋」という意味です。「甘い」の"sweet"と発音が全く同じな為、"sweet-room"だと思っていた方はいらっしゃいませんか?そりゃ確かにスイートルームには新婚さんも泊まりますが・・・・・。

吉祥寺「MCS英会話スクール」に通ってきて下さるシニアの皆さんの服装も、すっかり秋色になりました。秋は「文化」「カルチャー」の季節。あなたも一緒にイチから英会話を始めてみませんか?

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