暑かった夏も過ぎ、もうすぐ旅行シーズン!グループツアーで行く人も、ショッピングの時は添乗員は付き添ってくれません。そこで気を付けたいのが、「おつりの間違い」です。まず「おつり」は"change"ということは真っ先に覚えておきましょう。(changeには「小銭」という意味もあります。)
A:Excuse me. I think it's wrong change.
すみません。おつりが間違っていると思います。
B:Oh, I'm sorry.
ああ、ごめんなさい。
"it's wrong change."の所は"the change is wrong."と言ってもOKですが、問題はwrongの発音です。「ゥロング」のように口をすぼめて発音しないと、long(長い)と聞き間違えられてしまいます。中には、わざと間違えてお金をごまかそうとする悪い店員もいますから、発音が悪いのを幸いにしらばっくれるケースだって無いとは言えません。
そこで発音に自信のない人にオススメなのが、mistake(間違える)です。
A:You mistook the change! Check again!
おつりを間違えましたよ!もう一度チェックして下さい!
mistookはmistakeの過去形ですが、なじめない方は、"Change, Mistake!"とキッパリ言えば必ず通じます。
最後に、私の生徒さんの実体験エピソードを紹介しましょう。その方は、パリのコンビニでおつりを間違えられて、"Wrong change!"と言いました。ところが、その若い店員は「英語はわからないよ」とばかりに、両手を広げて肩をすくめるだけ。そこで「店長呼んでよ!」と日本語で一喝しました。すると店員は、すごすごとお金を返したそうです。ここで大切なのは、大声で、日本語で言ったことです。そうでないと、迫力が伝わらないのです。ちなみに、「店長呼んでよ」はCall your boss!
こんな英語は使わなくて済むような良い旅をお祈りしています。