先日、アメリカに住む友人からこんな内容のメールが届きました。
「僕は今ウクライナに旅行中なんだが、パスポートやお金など一切の入ったカバンを盗まれてしまって大変困っている。帰りのフライトの日が迫っていて、ホテル代を払わないとホテルから出してもらえない。至急$2300をホテルへ送金してもらえないか?君が最後の頼みの綱なんだ。」というものでした。
直感的に「何か怪しい」と思った私は、返信もせずに無視しました。すると2時間後に同じ友人から2通目のメールが・・・・それにはこう書いてあったのです。
「僕はハッキングされた(I have been hacked.)。君が先ほど僕の名前・アドレスから受けたメールはニセモノだ。どうか返信しないでくれ。」と。
そして更に驚いたことは・・・・・この話をあるクラスでした時のことです。一人の生徒様が、「先生、私もほとんど同じ内容のメールを義理の兄からもらったんです。兄はウクライナからだといって、私にこんなメールを送ってきました(ケータイの画面を見せながら)。あわてて家族に電話してみると、兄は日本にいたんですよ。」
(そのメールは英語で書かれていました。)
わたしが何を言いたいのか、もうおわかりですね。皆さんもお気を付け下さい。特に外国に友達がいる方や、旅行好きの友達がいる方はご用心!!! ちなみに、「詐欺」は英語で"swindle"といいます。