私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のレッスンで、シニアの生徒様の口から「先生、私外国人に話しかけられてしまいました!」という話題がよく出てきます。色々なクラスでそういった話を聞く内に、私はある発見をしました。それは、「外国人によく話しかけられる人と、そうでない人がはっきり分かれる」という事実です。当スクールで「よく話しかけられる人」は3・4名ほど。その方達に共通する特徴は何なのか?とよくよく考えては見たものの、残念ながらこれといった共通点はまだ見つけられません。今後とも考察してみたい課題です。
しかし、立場を変えて、自分が海外旅行先でものをたずねる場合のことを思い出してみました。そういえば私は、人通りのある場所で道などをたずねる時、なるべくシニアの女性を選んで聞くことにしています。その方がにこやかにゆっくり喋ってくれそうですし、何となく人なつっこい感じがするからでしょう。思うに、シニアの特に女性には、長年培ってきたコミュニケーション能力と、人を安心させる人間力があるような気がします。
先に触れた「3・4名のシニアの生徒様」に話を戻しますが、その続きの話として、「以前なら逃げていましたけど、英会話を習うようになってからは、ちゃんと話せなくてもなるべく答えてあげるようにしています。」「英単語と日本語をまぜこぜにして何とか説明できました。」と照れながら嬉しそうに話して下さいます。私の持論は、「おもてなしの主役はシニア!」。2年後の《東京オリンピック》が楽しみですね。
★吉祥寺や中央線には外国人旅行者も大勢います。道案内などは、「過去形」も「三人称単数」も全く必要ないやさしい英会話で可能ですから、シニアの方にはぜひともトライして頂きたいものです。もちろん日本語まじりのカタコトで構いません!