最近よく耳にする言葉に「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」があります。

 先日も、私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様から質問を受けましたので、ここで簡単に説明させて頂きます。

 「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」"Sustainable  Development  Goals"の略語で、和訳すれば「持続可能な(Sustainable)、開発(Development)  目標(Goals)」となります。

 そもそも「~に持ちこたえる・耐える」という意味の"sustain"という動詞があって、それに"able(できる)"という接尾語がくっついたのが"sustainable"という形容詞です。参考として次の例文を読んでみて下さい。

◆ The  breakwater  can  sustain  big  tidal-waves. "breakwater"は「防波堤」"tidal-wave"は「津波」〕

◆ The  breakwater  is  sustainable  against  big  tidal-waves.

 どちらの文も「その防波堤は大津波にも持ちこたえることができる。」という意味の文です。

 これまで「持ちこたえる」・「持ちこたえることができる」という意味で一般的に使われていたこの言葉が、1987年に開催された「環境と開発に関する世界委員会」という国際会議の中で使われたことがきっかけとなって、環境に関する用語として一気に普及したのです。

 例えば、今のままのペースで二酸化炭素を排出し続けたり、先進国が食料を廃棄し続けたら、地球や人類は近い将来に立ちゆかなくなって持ちこたえることができません。つまり今の状況は"sustainable"ではないわけです。そこで「地球や人類がこの先も"sustain"できるように環境問題を考えていこう!」と提言されたわけです。

 この国際会議の報告書の中では"Sustainable  Development"(「持ちこたえることのできる(=持続可能な)開発・発展」)という使われ方がされていて、それが全世界共通のスローガン・目標(Goals)となっているのです。つまり、"SDGs"とは、「地球環境が将来も持ちこたえられるような開発・発展を私たちが目指していく、そのための目標」ということなのです。

 シニア世代は「もったいない」をスローガンにして育ってきた世代ですから、「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」により近い人達だと私は思っています。