「東京町歩き」が趣味の私が行き残していた《小石川後楽園》に、ついに行きました。紅葉はまだそれほどでもありませんでしたが、木によっては鮮やかな赤色が陽に映えてきれいでした。

 驚いたのは、来訪者の半分くらいが外国人、それもフィリピン・タイ・台湾・中国などのアジア系の旅行者だったことです。もちろんアメリカ系・ヨーロッパ系の人も多く見かけましたが、どこへ行っても主流を占めるシニア女性達も目立たなかったほど。彼等は思い思いに、色づいた木々にカメラを向けていました。以前、アメリカ人だったかイギリス人だったかの友達に、「僕達は紅葉を愛でる習慣はないよ。」と言われたことがあるのですが、アジアの国々ではどうなのでしょうか?もっとも暑い国では紅葉は見られないでしょうけれど。

 私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様も、この季節になると「紅葉狩り」の話題をよくされますが、「紅葉」は英語では"autumn-color(ed) leaves"と表現する事をお勧めしています。"red-color(ed)"だと赤色に限定されてしまって、赤・黄・橙・茶色などさまざまな色を味わう私達の感性にはそぐわないからです。

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