7月10日(日)は参議院選挙の投票日でした。「選挙」は英語で"election"ですが、「選挙に行きました」は"I went to election."とはあまり言いません。なぜなら"election"は「制度・政治的行事としての選挙」を指しますので、「行く所」ではないからです。一般的な言い方は、"I went to vote."("vote"は「投票・投票する」の意味)や、"I went to the polls."("the polls"は「投票所」の意味)です。
参考までに、「参議院」は"Upper House"、「衆議院」は"Lower House"といい、アメリカの「上院」と「下院」に相当します。ですから、「参議院選挙がありました。」を英語にすると、"There was (=We had) an Upper House election."で、「参議院選挙の投票に行きました。」なら、"I went to vote for an Upper House election."です。
東京では、まもなく7月31日(日)に東京都知事選もひかえていますね。こちらの方は、"There is (=We have) a Tokyo-Governor election on July 31st."でいいでしょう。
余談ですが、シニアの方、とくに武蔵野市・三鷹市・国立市・国分寺市など中央線沿線に住んでいる方は、かなり投票率がいいようです。選挙があるごとに生徒の皆さんに"Did you go to vote?"と質問するのですが、皆さんの答えは決まって"Yes, of course!"。さすが、日本を下支えするシニアですね。