この時期によく発生する「ゲリラ豪雨」。先日来「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアレッスンでも話題になっています。「雷」を伴う激しい雨を、英語では"(a) thunder-storm"と言いますが、昨今のような狭い範囲に集中したものになると"(a) regional thunder-storm"と言えばいいでしょう。【"regional"は「局地的な」】

◆ところで、この「雷」ですが、英語では「光」と「音」を分けて言います。「稲光・稲妻」の方を"lightning"、「ゴロゴロという雷鳴」の方を"thunder"と言うのです。ですから、日本語の「雷」のように両方合わせたものは"lightning and thunder"と言うしかありません。【「サンダーバード」(雷鳥 )は「音」の方だったのですね。】

 ちなみにこの"thunder"は、動詞としても使います。「昨晩は雷が鳴った」は、

"It thundered last night." と言います。【天気を言う時によく出てくる"it"ですね。】

★そして「落雷・雷が落ちる」は英語でなんと言えばいいのでしょうか?「落ちる」のは「音」の方ではなく「光」の方ですね。ですから「木に雷が落ちた」と言う場合には、

"Lightning struck a tree." または〔受け身〕の形にして "A tree was struck by lightning." と言うのです。

"struck"は「バシッと打つ」という意味の動詞"strike"の過去形/過去分詞形になります。】

 私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のあるシニアの生徒様のお宅の前の電柱("a utility-pole")に数年前に雷が落ち、家中の電化製品がダメになったというお話を伺いました。被害総額はなんと100万円だったそうです。このブログを読んでいる皆さんも、"(a) regional thunder-storm"がやって来たらなるべくコンセントを抜くことをお勧めします。