私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様が、とても苦手としている動詞が"choose"「選ぶ」です。その理由は2つあるようです。
(1)"choice"という言葉〔名詞で「選択」の意味〕があまりに有名すぎて、"I choice ~."のように〔動詞〕として使ってしまう
(2)"select"という言葉の方がなじみがある(例えば「セレクトショップ」のような言葉がよく使われる)
そこで今回は"choose"と"select"についてお話ししてみたいと思います。
★"choose"・・・・・英語で「選ぶ」を意味する最も普通の〔動詞〕。比較的少ない選択肢の中から「考えて選ぶ」。
★"select"・・・・・数ある選択肢の中からベストな物を「厳選する」。
以下に例文を紹介してみましょう。
① Please choose your favorite color. (一番好きな色をお選び下さい。)
② Please select the best dress for the party. (パーティーに最適なドレスをお選び下さい。)
③ I chose this one among these four. (私はこれら4つの内からこれを選んだ。)《"choose"の過去形は"chose"》
④ He was selected as a member of the National-Team. (彼はナショナルチームのメンバーに選ばれた。)《"as"は「~として」》
※また、"choose"には"choose to ~〔動詞〕" で「~することを選ぶ」という有名な使い方もあります。
⑤ She chose to quit her job and marry him. (彼女は仕事を辞めて彼と結婚することを選んだ。)
◆なお、もうひとつ"pick"という〔動詞〕もあって、「深く考えずにその場で直感的に選ぶ」時に使われます。
⑥ Please pick your seat on the seating-chart. (座席表であなたの席を選んで下さい。)
A: This is the dress I selected from this catalogue.
(これがこのカタログから選んだドレスよ。)
B: Looks nice! I'm sure it will be nice on you.
Well, you have to choose its size next.
(素敵!きっとあなたに似合うわよ。じゃあ次はサイズを選ばなきゃ。)
A: It's a problem. Because, you know, I can't try it on actually.
(それが問題なのよ。だって実際に試着することができないでしょ。)
B: No problem. Why don't you Return & Exchange?
(問題ないわよ。返品・交換すればいいじゃない。)
※"I'm sure ・・・"という言い方は「私は・・・事を確信している」の意味ですが、普通は「きっと・・・だ」と言いたい時に使います。
連日の猛暑にもかかわらず、「吉祥寺MCS英会話スクール」にはシニアの皆さんが元気にお越し下さっています。
本当に感謝の一言しかありません。でも体調に自信のない方には、「決して無理をなさいませんように」と申し上げています。
猛暑のピークもあと少し。プラス思考でまいりましょう!