最近になって急によく耳にするようになった「サブスク」という言葉。

 「サブスクってどういう意味ですか?」という質問が、私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様から寄せられましたので、この場を借りて簡単に説明させて頂きます。

 「サブスク」とは英語の「サブスクリプション」の略語で、"subscription"と綴ります。意味は「予約購読」とか「定期購読」です。例えば月刊雑誌の年間予約購読の場合、あらかじめ1年分の代金を納めて毎月1冊・合計12冊の雑誌が送られてくるわけです。(この時に11ヶ月分の代金で12冊読めるなどの割引特典があったりもします。)新聞もこれと同じですね。

 このシステムは、今日のようなネット社会になると、「あらかじめ◯◯円払っておけば、その期間は見たい映画が見放題/聴きたい音楽が聞き放題」などのように拡大発展していきます。こうなると、「お金を払って映画のDVDや音楽のCDを買う/レンタルする」という発想ではなく、「お金を払っていつでも好きなだけ映画や音楽を楽しむ権利を買う」、「そういうサービスの利用料を払う」といった考え方になります。

 最近言われる「サブスク」とは、まさにこのような方式のサービス・ビジネスモデルを総称して指しているのです。「Hulu」や「Netflix」のような動画有料配信サービスが一番わかりやすい例ですが、最近では洋服・アクセサリー・家具・家電製品から自動車まであるというから驚きです。一見シニアの皆さんには縁が薄いサービスのように思いがちですが、以前からある会員制リゾートクラブやゴルフ会員権なども「サブスク」に該当すると思います。これなら私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様たちも、とっくに御用達ですね。