今年の秋は気温の差が激しく、風邪を引く人が多いようです。私ども「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様にも、風邪でレッスンをお休みされたり、咳をしていらっしゃる方が結構見受けられます。そこで今回は「クシャミ」のお話をさせて頂きましょう。
「クシャミする」は動詞で"sneeze"と言います。
◆I sneezed. (私はクシャミをした。)
◆I can't stop sneezing. (私はクシャミが止まらない。)
興味深いことに、外国人は相手がクシャミをすると"(God) bless you."と言う習慣があります。これは「神様のご加護がありますように。」という意味で、キリスト教の迷信に由来するものだそうてす。なんでも、「クシャミをすると一緒に魂が抜けて、悪い霊や病気が入り込んでくる」という言い伝えがあるそうで、それで相手はおまじないのように"(God) bless you."と言ってくれるのだとか。私も何度かこれを言われたことがありますが、言われた時は"Thank you."と返すのがエチケットのようです。ちなみに「ハクション」は英語では"Achoo."で、「アチュー」と発音します。
実を言うと、私も柄にもなく風邪を引いてしまい、(ここだけの話ですが、当「吉祥寺MCS英会話スクール」のシニアの生徒様の風邪をもらってしまったようなのです。)先週あたりはときどきレッスン中にクシャミが出てしまいました。すると、とある女性のシニアの生徒様が"God bless you!"と言って下さいました。その方は娘さんがアメリカに住んでいて、アメリカの習慣に慣れていらっしゃる方なのですが、私は感激して"Oh! Thank you! You too!"とお返ししました。
なお、余談ですが"sneeze"とよく似た言葉に"snooze"というのがあって、こちらは「うたた寝する」という意味です。
◆I snoozed in the train and missed Kichijoji station.
(私は電車の中でうたた寝して吉祥寺駅で降り損なってしまった。)
これも、私どものシニアの生徒様からよ~くお聞きするお話です。