当「ＭＣＳ英会話スクール」では、レッスンの始めや中ほどに、あくまでその方のレベルに合わせてですが、自由に喋ってもらうコーナーを設けています。最も一般的なのは、What did you do last week? （あなたは先週何をしましたか？）で、これはおそらくどこの英会話スクールでも、似たような事をやっているはずです。その理由は、これが生徒様にとって、テキストから離れて受け身にならずに英語を使える絶好の機会だからです。
毎週これをやっていると、必ず「先生、私達中高年や老人は、平凡な毎日を送っているので、そんなに話す事なんかありませんよ。」という声が聞こえてきます。確かに「ごもっともなおおせ」ですが、そんな方には、例えばI went to Tokyu Department-Store in Kichijoji.（私は吉祥寺の東急デパートに行きました。）とだけ言って頂くようにしています。あとはWhat did you buy?（何を買ったのですか？）、Who did you go with?（誰と行ったのですか？）、Do you often go to Tokyu Department-Store?（よく東急デパートに行くのですか？）などの質問を、私や他の生徒様が投げて会話が進められます。この方が一人で一方的に話すより良い練習になるわけです。
どんなつまらない内容の話でも、毎週変わりばえのしない話でも、どんなに短い時間でも、皆さんに少しでも「会話」を体験して頂きたい。その主旨からＭＣＳ英会話スクールでは、これは宿題ではなくアドリブを奨励しています。
