2月8日は東京でも久しぶりの大雪となりました。
「雪が降る」や「雨が降る」の英語の言い方は、案外思いつかないものです。"snow"には、名詞の「雪」の他に動詞の「雪が降る」の意味があります。英語で必ず必要となる「主語」には、なぜだか"it"をもってきます。 (ただし、「それ」とは訳さなくていいのです。)つまり、It snows.と言えば「雪が降る」になるのです。
(itは三人称単数なのでsnowにsがつくのですが。)
「雪が降った」なら過去形ですから、It snowed (yesterday).ですね。"rain"にも同じように「雨が降る」の動詞の意味があって、snowとまったく同様に使えます。
A: It snowed much yesterday.
昨日は大雪でしたね。
B:Yes. Did you remove the snow around your house?
はい。あなたは家の周りの雪かきをしましたか?
A:Yes. About 2 hours. So I have a lower-back pain today.
ええ。2時間ほどね。それで今日は腰が痛いんですよ。
「大雪」や「大雨」のときは、muchを後ろからくっつけます。removeは、マニキュアの除光液removerからも想像ですますが、「取り除く」という意味です。また、「腰痛」は「腰の痛みを持っている」という言い方をします。backは背中側全体を指しますから、lower(低い方の)という言葉を入れるとより正確になります。
それでは、「雪が降る」のもうひとつの言い方もご紹介しておきましょう。
それは上の「腰痛」でも使ったhaveを使う方法です。上の会話の1行目は
A: We had much snow yesterday. ( 昨日は、沢山雪が降りました。) と言いかえる手もあるのです。
(rainでも使えます。)
A: Do you have snow in your country?
あなたの国では、雪は降りますか?
B: No, never. I first saw snow in Japan.
いいえ、全然です。私は日本で初めて雪を見ました。
●雪が積もると、お年を召された方には危険です。「シニアのための」吉祥寺MCS英会話スクールにとっても、雪は大敵!!でも駅から一般歩道を歩く距離は150メートルです。ご安心下さい。